「潮岬って何があるの?」
「せっかく和歌山まで来たのに、どう回ればいいかわからない」
——そんなお悩みをお持ちではないでしょうか。
潮岬は、本州の最南端に位置する岬です。
灯台・絶景の芝生・歴史など、見どころが徒歩圏内にギュッと集まっています。
半日あれば主要スポットをしっかり回れる、とても観光しやすいエリアです。
この記事では、潮岬の5つの主要スポットの詳細から、効率よく回るモデルコース、宿泊施設の情報まで、まとめてご紹介します。
潮岬とは?本州最南端の岬について知っておきたい基本情報
潮岬は本州最南端に位置する、絶景と歴史が詰まった和歌山屈指の観光スポットです。
潮岬(しおのみさき)は、和歌山県東牟婁郡串本町にあります。
本州の中でも最も南に突き出た岬として知られており、太平洋をぐるりと見渡せる大パノラマが広がっています。
「一度は訪れたい本州最南端」として、国内外の観光客から人気を集めているスポットです。
潮岬へのアクセス方法(車・電車・バス)
車でのアクセスが最もおすすめです。
車の場合、すさみ南ICから約40分ほどで到着します。
駐車場も整備されているので、ドライブ観光にぴったりです。
電車の場合は、JR紀勢本線「串本駅」が最寄り駅となります。
串本駅から潮岬までは車で約10分、タクシーを利用するのが便利です。
バスは「串本町コミュニティバス」が運行していますが、本数が少ないため、事前にダイヤを確認しておくことをおすすめします。
- 車:すさみ南ICから約40分
- 電車:JR「串本駅」下車→タクシー約10分
- バス:串本町コミュニティバス(本数少なめ・要確認)
駐車場・料金・所要時間の目安
駐車場は無料で利用できるところもあります。
潮岬観光タワー周辺に広めの無料駐車場があります。
主要スポットが徒歩圏内に集まっているので、車を停めたらあとは歩いて回れます。
所要時間の目安は以下のとおりです。
| プラン | 所要時間 | 内容 |
|---|---|---|
| サクッとコース | 約1〜2時間 | 観光タワー・本州最南端の碑・望楼の芝 |
| 定番コース | 約3〜4時間 | 上記+潮岬灯台 |
| フルコース | 約5〜6時間 | 上記+樫野埼灯台 |
観光のベストシーズンはいつ?
春(3〜5月)と秋(9〜11月)が特におすすめです。
潮岬は太平洋に突き出た岬のため、年間を通じて風が強い日があります。
その中で、春と秋は気候が穏やかで、青い海と空のコントラストがとても美しい季節です。
夏その中では海水浴シーズンで賑わいますが、日差しが強いので熱中症対策が必須です。冬は比較的温暖ですが、強風の日は特に注意が必要です。
潮岬の観光スポット5選|見どころを徹底解説
潮岬には灯台・タワー・芝生・記念碑など、多彩なスポットが徒歩圏内に集まっています。
潮岬エリアの魅力は「コンパクトさ」です。
主要スポットが半径数百メートル以内に集まっているため、移動の手間なく複数のスポットを楽しめます。
それでは、各スポットの見どころをくわしくご紹介します。
潮岬観光タワー|360度の絶景パノラマを体験

潮岬観光タワーは、本州最南端の雄大な景色を高い視点から一望できる展望施設です。
潮岬観光タワーは、エリアの中心に位置する展望施設です。タワーの上からは、太平洋の広大な水平線を360度見渡すことができます。
晴れた日には、紀伊大島や遠くの島々まで見えることもあり、その眺望は圧巻です。
潮岬観光タワーのおすすめの理由
岬の先端から海を眺めるのとは違い、タワーからは「潮岬全体の地形」を俯瞰できます。
本州最南端の地がどんな形をしているかが一目でわかり、旅の記念にもぴったりです。
タワー内には、地域の歴史や文化を紹介する展示もあります。
観光の出発点として、まずここに立ち寄ることをおすすめします。
基本情報
- 住所:和歌山県東牟婁郡串本町潮岬2662
- 料金:大人300円(目安)※最新情報は公式サイトをご確認ください
本州最南端の碑|記念撮影は絶対外せない!

「本州最南端の碑」は、潮岬観光の象徴ともいえる記念撮影スポットです。
潮岬の岬先端部には、「本州最南端之地」と刻まれた石碑が建っています。ここに立つことで、「本州の端まで来た!」という達成感と感動をリアルに体験できます。
カップル・家族連れ・ひとり旅の方まで、誰もが記念写真を撮る定番スポットです。
外国人旅行客にも人気の理由
日本地図でいちばん南の端という地理的なシンボル性が、訪れる人の心を掴みます。
“Japan’s southernmost point of Honshu”として、インバウンドのSNS投稿でも数多く紹介されています。
石碑の周辺からは、大きく開けた太平洋が一望できます。天気の良い日は、水平線まで遮るものがなく、まるで世界の果てに立つような感覚を味わえます。
アクセス
- 潮岬観光タワーから徒歩約5分
- 駐車場から徒歩でも行けます
望楼の芝(ぼうろうのしば)|広大な芝生で開放感を満喫

望楼の芝は、岬の先端に広がる絶景の芝生広場で、開放感抜群のスポットです。
「望楼の芝」と書いて「ぼうろうのしば」と読みます。読み方が難しいためか、検索でよく調べられるキーワードのひとつです。
ここは潮岬の先端部に広がる、広大な天然芝の公園です。目の前に太平洋が広がり、風が気持ちよく吹き抜ける絶景ポイントとして人気があります。
子どもたちが芝生を走り回ったり、カップルがのんびり座って海を眺めたりと、思い思いの時間を過ごせます。
歴史的な背景もあります。かつてここには、船の安全を見張るための望楼(物見やぐら)が置かれていたことが、名前の由来です。
現在は美しい芝生の広場として整備されており、お弁当を持参してのんびりピクニックを楽しむのも、おすすめの過ごし方のひとつです。
ポイント
- 読み方:「ぼうろうのしば」
- 入場無料
- ペット同伴可(リード必須)
- 参考
潮岬灯台|実際に登れる!歴史ある白亜の灯台

潮岬灯台は、明治時代から海を照らし続ける白亜の灯台で、実際に上まで登ることができます。
潮岬灯台は、1873年(明治6年)に初点灯した歴史ある灯台です。それから150年以上にわたって、黒潮の海を行き交う船々の安全を守り続けてきました。
純白の外観が青い空と海に映え、フォトジェニックなスポットとして人気を集めています。
潮岬灯台は「登れる灯台」として全国的にも珍しい存在です。
日本には多くの灯台がありますが、内部に入って上まで登れる灯台は限られています。潮岬灯台はその数少ない灯台のひとつ。
螺旋階段を上ると、灯台のバルコニーから潮岬の全景と太平洋を見渡す絶景が広がります。

灯台内には資料展示室もあります。灯台の歴史や仕組みをわかりやすく紹介しており、大人も子どもも楽しく学べる内容です。
基本情報
- 住所:和歌山県東牟婁郡串本町潮岬(観光タワーから徒歩約10分)
- 観覧料:大人300円
- 駐車場料金:1台300円
樫野埼灯台|潮岬とセットで訪れたい歴史深いスポット
樫野埼灯台は、日本最古の石造りの灯台であり、トルコとの縁も深い感動的な観光地です。

樫野埼灯台(かしのざきとうだい)は、潮岬から車で約20分の紀伊大島にあります。
1870年(明治3年)に建設された、日本最古の石造り灯台のひとつです。
潮岬灯台と混同されやすいですが、全くの別スポットです。
潮岬灯台:潮岬の先端にある白亜の登れる灯台(鉄造)
樫野埼灯台:紀伊大島にある石造りの灯台(日本最古級)
トルコとの歴史的なつながりも見どころのひとつ
1890年(明治23年)、近くの串本沖でトルコの軍艦「エルトゥールル号」が遭難しました。
地元の人々が懸命に乗組員の救助にあたったこのエピソードは、現在も日本とトルコの友好の象徴として語り継がれています。
灯台の近くには「トルコ記念館」もあり、この歴史を詳しく知ることができます。
灯台へと続く遊歩道は、野生のアロエが咲き乱れる季節(冬)に特に美しい景色を楽しめます。
基本情報
- 住所:和歌山県東牟婁郡串本町樫野1378-1
- 潮岬から車で約20分(紀伊大島・くしもと大橋を渡る)
潮岬モデルコース|効率よく回る半日・1日プラン
主要スポットは半日(約3〜4時間)でまとめて回れます。余裕があれば1日かけて串本全体を楽しむのがおすすめです。
半日プラン(3〜4時間)王道コース
潮岬エリアの主要スポットを効率よく回るコースです。
午前中から出発すれば、お昼過ぎにはゆとりを持って観光を終えられます。
↓ 徒歩5分
↓ 徒歩5分
↓ 徒歩10分
↓
ポイント: 駐車場に車を停めたら、あとは徒歩で全スポットを回れます。歩きやすい靴でお越しください。
1日プラン|串本・橋杭岩も組み合わせるフルコース
せっかく串本まで来たなら、周辺の名所も一緒に楽しみましょう。
潮岬の観光と組み合わせると、充実した1日旅行になります。
↓ 車で約15分
↓ 車で約20分(くしもと大橋を渡る)
橋杭岩(はしぐいいわ)とは?
串本沖に大小40あまりの岩柱が一列に並ぶ、国の名勝・天然記念物です。
日の出の時間帯が特に美しく、早朝に訪れる観光客も多い人気スポットです。

子ども連れ・カップルにおすすめのポイント

- 子ども連れの方へ
-
望楼の芝は広々とした芝生広場なので、小さなお子さんが走り回っても安心です。
潮岬灯台の螺旋階段は少々急ですが、小学生以上であれば問題なく登れます。
日差しが強い日が多いため、帽子・日焼け止め・水分補給の準備を忘れずに。 - カップル・夫婦の方へ
-
夕方の望楼の芝から見る夕日は、格別のロマンチックさです。
本州最南端の碑での記念写真は、旅の思い出として特別な一枚になります。
宿泊を組み合わせて、夜の星空観察もぜひ体験してみてください。
串本は「日本有数の星空スポット」としても知られており、晴れた夜には満天の星が広がります。
潮岬・串本エリアのおすすめ宿泊施設3選
串本エリアには、絶景オーシャンビューを楽しめる宿が充実しています。旅のスタイルに合わせて選んでみてください。
潮岬の観光後は、串本エリアに宿泊して旅をさらに満喫しましょう。
国際的なホテルブランドからリーズナブルな温泉宿まで、幅広い選択肢があります。
以下では、それぞれ特徴の異なる3つのホテルをご紹介します。
フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山串本|橋杭岩目の前のスタイリッシュホテル
【こんな方におすすめ】
モダンで清潔感のあるホテルに泊まりたい方、マリオット会員の方、子ども連れ家族
国の名勝・天然記念物「橋杭岩」を眺望できる道の駅「くしもと橋杭岩」に隣接しており、本州最南端の雄大な自然に恵まれた人気エリアに位置するホテルです。
ファミリー旅行にも最適で、大人1名につき小学生以下のお子様1名の添い寝が無料で対応しています。
英語や日本語など複数の言語に対応したスタッフが在籍しており、外国人旅行者にも安心の環境です。
メルキュール和歌山串本リゾート&スパ|絶景の温泉露天風呂が自慢のリゾートホテル
【こんな方におすすめ】
温泉でゆっくりしたい方、カップル・夫婦、景色重視の方
橋杭岩、紀伊大島、太平洋を一望できる温泉露天風呂が最大の魅力です。夜は星空を眺め、朝は水平線から上がる朝日を見ながら入浴できます。
海抜38mの高台に立つ絶好のロケーションで、建物は13階建て。南側の客室からは橋杭岩と紀伊大島が望め、朝日で目が覚める贅沢な体験ができます。
夏季にはガーデンプールも営業しており、ファミリーやカップルに人気の施設です。
大江戸温泉物語 南紀串本|全室オーシャンビューのコスパ抜群な温泉宿
【こんな方におすすめ】
コスパよく泊まりたい方、家族連れ、温泉と食事を両方楽しみたい方
全室オーシャンビューで、黒潮の恵みを五感で味わえる本州最南端の温泉宿です。365日行われるまぐろの解体ショーが、宿泊者に大人気のイベントとなっています。
海が目の前に広がる露天風呂では、潮風や波の音を聞きながら本州最南端に昇る朝日を浴びてリフレッシュできます。
潮岬観光のよくある疑問Q&A
事前に疑問を解消しておくと、当日の観光がよりスムーズになります。
潮岬灯台と観光タワーは別物ですか?
はい、全く別の施設です。混同されやすいのですが、この2つは異なる施設です。
「潮岬観光タワー」はエリアの中心にある展望タワーで、地域情報の発信や土産物の販売も行っています。
「潮岬灯台」は岬の先端近くにある歴史ある灯台で、実際に上まで登れます。
どちらも徒歩圏内にあるので、ぜひ両方を訪れてみてください。
樫野埼灯台は潮岬から遠いですか?
車で約20分です。別の島(紀伊大島)にあります。
樫野埼灯台は、串本とくしもと大橋でつながった「紀伊大島」にあります。
橋を渡るので別の島になりますが、ドライブがてら気軽に行けます。
潮岬と合わせて1日で回ることが十分可能です。
雨の日でも楽しめますか?
観光タワーや灯台内の見学は雨でも楽しめます。
潮岬観光タワーの館内展示や、潮岬灯台内の資料室は屋内施設なので、雨天でも問題ありません。
ただし、望楼の芝や本州最南端の碑は屋外なので、大雨の場合は観光が難しくなります。
天気予報を確認しながら、屋外スポットは晴れた日を狙うのがベストです。
食事・お土産はどこで買えますか?
観光タワー周辺と串本市街地に充実しています。
潮岬観光タワーでは地元のお土産が購入できます。特に人気なのが、地元産のポンカンを使ったソフトクリームです。
食事処は串本市街地に多く集まっているため、昼食は市街地で取るのがおすすめです。
新鮮なまぐろやカツオを使った海鮮料理を、ぜひ現地で味わってみてください。
まとめ|潮岬は「コンパクトで感動大」の最南端の旅
この記事では、潮岬の観光スポットとモデルコース、宿泊施設について詳しくご紹介しました。
- 潮岬は本州最南端の岬で、串本町に位置する
- 観光タワー・本州最南端の碑・望楼の芝・潮岬灯台が徒歩圏内に集まっている
- 主要スポットは半日(3〜4時間)で回れる
- 樫野埼灯台は車で約20分の紀伊大島にある日本最古級の石造り灯台
- 串本エリアには絶景オーシャンビューの宿泊施設が充実している
「本州の果てまで来た」という特別な体験は、潮岬でしか味わえないものです。
灯台に登り、芝生に寝転び、太平洋の水平線を眺める——そんな贅沢な時間を、ぜひ体験してみてください。
初めての方はまず半日コースからスタートして、余裕があれば串本全体を1日かけて巡るのがおすすめです。
次の旅行の行き先に、ぜひ「潮岬」を候補に加えてみてはいかがでしょうか。
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